妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

オキナ

蝦夷(北海道)の東海に生息すると言われる、ハンパじゃなくデカイ魚の妖怪。いや、妖怪というよりはUMAかも。
大海の海の底から、雷鳴が轟くような轟音が聞こえ、大波が起こる。それが「オキナ」登場の合図であり、それを聞いてしまったのならもう逃げようもない。なぜなら、デカ過ぎるから。
「オキナ」が少し海面に近い所を泳いだだけで、そこにはまるで島があるかのように見える。
またオキナは数十メートルにもなるクジラを餌とし、クジラが群れているイワシを一気に飲み込むのと同じように、クジラを一気に飲み込む。その際にはクジラ達も、まるで小魚のように散り散りに逃げ回ると言う。
実は僕達人間は、宇宙よりも、地球の海の底の方が調べられていない。
このような超巨大な魚の妖怪が絶対に存在しない! と、断言できる筈無いのだ。
母なる地球の母なる海にこそ、まだ沢山の謎が眠っている。