『今昔画図続百鬼』とは?
『今昔画図続百鬼』は鳥山石燕による『画図百鬼夜行』の続編の妖怪画集。
(『画図百鬼夜行』とは? もどうぞ)
1779年(安永8年)に刊行。
読みは「こんじゃくがずぞくひゃっき」。噛まないよう注意されたし。
雨、晦、明の三部構成。
この『今昔画図続百鬼』より石燕先生の解説文が画中に記載されている。
『画図百鬼夜行』でスタートしたシリーズの2作目ということもあり、かなり濃くて4作品中でも僕は一番コレが好き。
始まりの妖怪(怪異)が「逢魔時」で(黄昏とかのこと)、終わりが「日の出」なのもなんだか素敵。
怖くって濃い妖怪がぎっしりですのでオススメ。
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参考資料:『画図百鬼夜行』 鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集