2013-02-01から1日間の記事一覧
『百怪図巻』より「山うは」 山姥は文字通り山に現れる老婆の妖怪。 様々な説話があり、イメージする恐ろしい山姥だけでは無い。 怖い山姥のイメージで一般的なのが、道に迷った旅人を優しくもてなすが、旅人が寝たところを食べてしまうーーというもの。反し…
『百怪図巻』より「夢のせいれい」『百怪図巻』の中でも特に謎の多い妖怪。杖をつき、手招きするかのようなポーズで描かれている。ほとんど石燕も描いている『百怪図巻』の妖怪だが、「夢のせいれい」だけはどれが対応しているのか解っていないらしい。諸説…
『百怪図巻』より「わうわう」 わうわう、または苧うには、全身が黒い毛で覆われている山姥の一種とされる妖怪。苧は植物の「カラムシ」の事。字がイモと似てるがちょっと違う。 山姥とは言うものの、苧うにだとされる伝承では次のようなものがある。 「ある…