妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

疫病神(やくびょうがみ)

疫病神

 
医療技術もままならない古の日本では、多くの妖怪が科学的に解明されていないが故に恐れられたりしたのと同じように、あらゆる流行り病は怨霊悪霊魑魅魍魎の仕業と思われていた。
疫病(えきびょう)とは流行り病のことであり、原因不明のそれらの流行り病をもたらす神(妖怪)と信じられていたのが疫病神である。
 
多くの地域に伝わる疫病神は概ね流行り病のイメージ、特性を踏襲したものになっていて、
「顔色の悪い老人老婆の姿で家々をねり歩く」
「勝手に上がり込んでは病を振りまく」
などなど病気をそのまま擬人化(擬妖化?)したような伝承が多い。
 
かつては威風堂々、なんにでもご利益ありそうな鍾馗図などを飾り疫病神を退けたものだが、現代ではそれもちょっと時代遅れだろう。
懇意にしている医者の写真を飾るのが現代流。
僕は洗面台には歯科医の堀先生の写真、トイレには肛門科の眉墨先生の写真をそれぞれ飾っているし、毎日某有名医大の高橋先生(女医)の写真をゲットすべくヤフオクをチェックしていたりする。
ーーそれは冗談としても、高い金払わされてる健康保険証のコピーとか貼り付けとけばちょっとは効果ありそうな気はする。いや、使わないの悔しいから余計にこじらせたくなるかもだけど。。。