『百器徒然袋』より「経凛々」 尊ふとき経文のかゝるありさまは、呪詛諸毒薬のかえつてその人に帰せし守敏僧都のよみ捨てられし経文にやと、夢ごゝろにおもひぬ りんりん、という部分がなんとも萌える、経文の化けた経凛々。この妖怪はその可愛い名前とは裏…
『百器徒然袋』より「琴古主」 何の迷いも無く琴の付喪神である琴古主。 石燕の解説文は琴の歴史も垣間見えるものになっている。 八橋とか言へるこしやのしらべをあらためしより、つくし琴は名のみにして、その音色をきゝ知れる人さへまれなれば、そのうらみ…
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