『百器徒然袋』より「山颪」 豪猪といへる獣あり 山おろしと言ひて、そう身の毛はりめぐらし、此妖怪も名とかたちの似たるゆへにかく言ふならんと、夢心におもひぬ ん? まさかこの妖怪ってダジャレ?? ーーと思ったあなた。そのまさかである。 説明するま…
『百器徒然袋』より「袋狢」 穴のむじなの直をするとは、おぼつかなきことのたとへにいへり 袋のうちのむじなも同じことながら、鹿を追ふ猟師のためには、まことに袋のものをさぐるがごとくならんと、夢のうちにおもひぬ 袋狢は、その名の通り大きな袋を担い…
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