妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

2013-02-24から1日間の記事一覧

釣瓶火(つるべび)

『画図百鬼夜行』より「釣瓶火」 別名「つるべおとし」としても知られる怪火。 つるべおとしは釣瓶火の別解釈妖怪だと思われ、つるべおとしを「釣瓶火」と石燕が名付けて絵を描いたのがコレ。 この釣瓶火は、突然木から落ちて来て、玉のように上へ行ったり下…

海座頭(うみざとう)

『画図百鬼夜行』より「海座頭」 海座頭は、海に突然現れる座頭姿の妖怪。 正体は謎が多く、『画図百鬼夜行』にも解説がないためよくわからない。 しかし目を閉じていることから恐らく海座頭は盲目であり、杖を頼りに海上を彷徨っているものと思われる。とい…

網剪(あみきり)

『画図百鬼夜行』より「網剪」 網剪は『画図百鬼夜行』に描かれているザリガニのような妖怪。 アミ漁でのアミと、網とを掛けた言葉遊びから創作された妖怪だという説が濃厚。 しかし背景に描かれているのが海などの水場ではなく、普通の家に沸いている。これ…