2013-02-03から1日間の記事一覧
『画図百鬼夜行』より「幽霊」 幽霊は主に人間の死者が成仏できずに彷徨っている妖怪(!?)。 幽霊と妖怪の違い――などはいつだって議論される事だが、妖怪画としての幽霊はどう解釈したら良いのか? 考え始めるとどんどんややこしくなるので、広い心で考え…
『百怪図巻』より「目ひとつ坊」 一つ目小僧とほぼイコールと考えられている一つ目の妖怪。一つ目の妖怪のほとんどが子供(小僧)として描かれる中で、このように坊主姿のおっさんで描かれるのはレアなケース。そう考えると一つ目小僧よりも一つ目入道などに近…
『百怪図巻』より「牛鬼」 西日本を中心に伝承の残る非常に怖くて残忍な妖怪。人を襲い、喰らったり、牛鬼を見ただけでも病気になるとも言う。 海岸での遭遇が主だが、森や山など出現範囲は広い。 蜘蛛の体に牛の角、鬼の顔ーーと見た目だけで身震いしてしま…