『百器徒然袋』より「白容裔」 白うるりは徒然のならいなるよし この白うねりはふるき布巾のばけたるものなれども、外にならいもやはべると、夢のうちにおもひぬ 白容裔は、ボロ布が化けたとされる妖怪である。 石燕の解説文冒頭には、 「白うるりは徒然のな…
『百器徒然袋』より「古籠火」 それ火に陰火、陽火、鬼火さまざまありとぞ わけて古戦場には汗血のこりて鬼火となり、あやしきかたちをあらはすよしを聞はべれども、いまだ燈籠の火の怪をなすことをきかずと、夢の中におもひぬ 古籠火は、燈籠が付喪神となり…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。