『今昔画図続百鬼』より「大禿」 伝へ聞、彭祖は七百余歳にして猶慈童と称す 是大禿にあらずや 日本にても那智高野には頭禿に歯あばらなる大禿ありと云 しからば男禿ならんか 大禿は、こう見えて男の妖怪である。 禿とは簡単に言えばおかっぱ頭のことで、主…
『今昔画図続百鬼』より「骸骨」 慶運法師骸骨の絵賛に、かへし見よおのが心はなに物ぞ色を見声をきくにつけても 骸骨は、知っての通り骨である。妖怪と言うよりは骨である。 石燕の描いた骸骨には、慶運法師が骸骨の絵に添えた文章が載っており、それによれ…
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