『今昔画図続百鬼』より「皿かぞえ」 ある家の下女十の皿を一つ井におとしたる科によりて害せられ、その亡魂よなよな井のはたにあわはれ、皿を一より九までかぞへ十をいはずして泣き叫ぶといふ 此古井は播州にありとぞ お菊虫でも書いたように、この妖怪「皿…
『今昔画図続百鬼』より「野槌」 野槌は草木の霊をいふ 又沙石集に見えたる野づちといへるものは、目も鼻もなき物也といへり 野槌は、頭に口がある以外は目も鼻も無い、山に棲む妖怪。 体長は一メートルほどで、時には鹿などの動物を丸呑みすることもあると…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。