2013-05-07から1日間の記事一覧
『新形三十六怪撰』より「貞信公夜宮中に怪を懼しむの図」 さて、月岡芳年の『新形三十六怪撰』からも妖怪画載せるぞ! と意気込んだものの、やり始めてみれば芳年にしろ歌川国芳にしろ、人物メインの絵が多くってどのようにカテゴライズすりゃいいのか解ら…
『新形三十六怪撰』(しんけいさんじゅうろっかいせん)は、月岡芳年による妖怪や怪異を描いた、名前の通り三十六の連作からなる妖怪画集。 芳年は何度も神経衰弱を発症しており、この『新形三十六怪撰』も実は描き切ることなく没してしまった。しかし芳年の…
『新形三十六怪撰』より「おもゐつゝら」 おもゐつゝらは、舌切り雀の話において欲張りばぁちゃんが開けちゃった大きなつづらの事。 転げているばぁちゃんの方がむしろ妖怪みたく見えてしまうが、普通の人間である。 まさかとは思うが「舌切り雀」の話を知ら…