灰坊主(あくぼうず)
灰坊主(あくぼうず)
灰坊主は主に秋田県や岩手県など東北地方に広く伝わる妖怪。
どう考えたって「はいぼうず」と読みたくなるが、灰汁と同様「あく」と読む。
東北では写真を撮る際に「はい、ぼうず」と言うとか言わないとか。言いません。
では問題。出汁←なんと読む?
正解はダシ。読めなかったらちょっとヤバイので教会に行って学生時代の悪戯を二つぐらい懺悔して悔い改めるべき。
ーー話がキリスト教にまで逸れたが、とにかく灰坊主は囲炉裏で悪ふざけをする子供達への戒めとして生まれた妖怪という説が濃厚で、河童などと同じである。
その為か似たような話で「灰から出てきたばばあが子供をとって食う」のような話もあり、子供にはさぞや恐ろしい話だったろうと想像できる。
その前に、囲炉裏のある家が羨ましい。
※画像はpixivのキュリサン様よりお借りしました。