【化け狸】取らぬ狸の皮算用【妖怪変化】
取らぬ狸の皮算用と題しまして、化け狸さんをまとめる記事を書きたいと思います。
茂林寺の釜(詳細は←のリンクより当図鑑内でご覧くだされ)
更に、証城寺の狸囃子で超有名な狸囃子。
これらはタヌキの怪異としては群を抜いて有名ですので知っておけばイザという時困らない筈です。どんな「いざ」だかは解りませんが。
こんな石燕のダジャレ狸もいましたね。キヌタのタヌキです。
萌え系狸としてはこの豆狸が欠かせません。手にはちょこんと鍋なんか持っちゃってますが、しっかり陰嚢被っててタヌキらしい間抜け具合が萌えます。
「おいらにかかれば木だって楽器になるんだぜ! FUURYYYYYYY!!」
な、風狸です。楽器とか全く関係ない妖怪です。
狸の中でも化けスキルが相当高いと思われる芝右衛門狸。
絵ではただの犬に襲われるじいちゃんですが、これは老人に化けた芝右衛門最後の姿であり、ストーリーを知る者にとってはハンカチ無しでは見られないクライマックスです。ハンカチが無い? そこはタヌキらしく陰嚢で拭きましょう!
新潟県は佐渡に伝わる伝説的狸と言えば、団三郎狸様。
人間相手に商売するなど、狸らしからぬ才能を発揮した白タマキン野郎であります。
タヌキにへつらう人間がなんとも滑稽です。
妖怪うぃき的妖怪図鑑内ではこのぐらい。
しかし、「狸が化けたかも知れない」と言われている妖怪を入れると数は膨大に膨れ上がります。
それもそのはず、ほとんどの怪異や妖怪は、誰かが言ってしまえば「狸のせい」に出来ちゃうから。それほど狸の化けるスキルの高さは昔から知られていたんですね。
特に、怪火の類はほとんどが狸か狐の仕業になってます。
火を巡る狸と狐の覇権争いがあるんですね、はい。
最後に、どうでもいい話をします。
僕の恋人のアルバイト先に、宮崎駿がお客さんとして普通に来たらしいです。
僕のカノジョは「やべぇぇスカウトされちゃううぅぅぅぅ」とか思って金長したらしいですが、自惚れも甚だしいです。ていうか声優にでもなりたいのか?
でも凄く羨ましい。
いつもセットでついて来る鈴木敏夫氏も一緒だったとか。
もし僕が逢えたのなら、宮崎駿氏でなく、鈴木敏夫氏に、
「高畑さんに狐合戦も作ってくれないかお願いしてください! それで最後に狸と狐の合戦モノ作って平成合戦シリーズ三部作にしちゃえばウハウハでっせ!」
って言いたいです。
タイトルは、「平成狐狸合戦もうこりごり」で。