離魂病(りこんびょう)
『狂歌百物語』より「離魂病」
どんなに素敵な夫婦でも、別れたくてしょうがなくなってしまう恐ろしい怪異がこの離婚病・・・・・・ではない。
真面目に書くと、要はこの離魂病は生霊や幽体離脱に似た現象である。
魂が離れる、と書いて離魂。なんのことはない読んだままの現象である。
生霊が現れたという話や、寝ている間に魂が抜き出たという話は今も昔も尽きることは無い。
そういった話が今でも尽きないのは、それが科学的に完全に解明されていないことと、実際に「あるかも知れない」可能性もあること。
妖怪図鑑を作っていながら、オカルトな現象には全く縁のない僕だが、僕の弟はマジで幽体離脱したことがあるらしい。
なんでも訓練も必要らしく、弟は部屋を出て廊下に出るまでで精一杯だったとか。
確かに調べてみると、幽体離脱のやり方が書いてあるサイトもガチで存在している。
この国怖い! 怪異!!