柳婆(やなぎばば)
『絵本百物語』より「柳婆」
柳婆は『絵本百物語』に描かれている、柳から現れたばばあの妖怪。『絵本百物語』上では前項が鍛冶が婆であり、強烈な連続ばばあ妖怪である。
また、『絵本百物語』には「柳女」という似たような柳の妖怪も描かれている。柳は様々なイメージを持ち、その中でも「老い」や「病」に焦点を当てて産まれた妖怪だと思われる。
とにかく柳の木からは色んな妖怪が沸くのだ。
画中解説文
古き柳には精有て
妖をなす事むかしよりためしおほし。
うぃき訳
柳の木には精があり、昔から妖しいことがよく起きるんだよ。
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