葛飾北斎『百物語』より「笑い般若」 北斎が『百物語』内で描いた不気味な嗤う般若。 笑顔の般若が指差す先には子供の頭部が生々しい傷口を晒して握られている。 この笑い般若の絵は、しばし鬼子母神(きしもじん)と、鬼子母神が手に持つ吉祥果(きちじょう…
『夜窓鬼談』より「縊鬼」 縊鬼は死神にも似た妖怪であり、首吊り(縊死)を誘発する恐ろしい妖怪でもある。 『絵本百物語』における死神の説明にも「首吊りなどを誘う」と書いてあることから、『絵本百物語』の死神も縊鬼を描いたものかも知れない。 中国に…
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