妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

2013-02-28から1日間の記事一覧

襟立衣(えりたてごろも)

『百器徒然袋』より「襟立衣」 彦山の豊前坊、白峯の相模坊、大山の伯耆坊、いづなの三郎、冨士太郎、その外木の葉天狗まで、羽団扇の風にしたがひなびくくらまの山の僧正坊のゑり立衣なるべしと、夢心におもひぬ 襟立衣は、鞍馬山に住む、牛若丸に剣術を教…

妖怪って本当にいるの?

ネット上でも、またプライベートでも、「妖怪」と聞くとまずはこの質問がダントツの「よくある質問」でしょう。 確かに自分のよく知らない存在についてまず気になるのは実在するのかどうか? なのは理解できます。 しかしそれを「妖怪」というモノで考えると…

狐火(きつねび)

『画図百鬼夜行』より「狐火」 日本各地に伝わる代表的な怪火の一種である狐火。 狐の吐息である、という説の他、狐が尻尾を打ちつけて火を灯している等の説もある。鳥山石燕が描いた狐火では、丁度火が狐の口から吐いたものと尻尾の先にあるものの両方に取…